- セールスライティングの代表的な「型」(新PASONA・AIDMA・PREP)の中身と、それぞれの出どころ
- 新PASONAの6ステップでKingfinの訴求文を組み立てる手順(書き込み式のモデル文つき)
- 景表法・ステマ規制でNGになる煽りコピーの具体例と、事実ベースで信頼を作る書き換え方
この記事の要点:よくある質問
- Q: セールスライティングの「型」で代表的なものは?
- A: 日本で最も知られているのは、経営コンサルタントの神田昌典氏が1999年に提唱した「PASONAの法則」と、2016年の著書『稼ぐ言葉の法則』(ダイヤモンド社)で発表された改訂版「新・PASONAの法則」です。新PASONAはProblem(問題)→Affinity(親近感)→Solution(解決策)→Offer(提案)→Narrowing down(絞込)→Action(行動)の6ステップで訴求文を組み立てます。ほかに購買行動モデルのAIDMA、結論先行のPREP法などがあります。
- Q: 煽りコピーを使ったほうが成約は増える?
- A: おすすめしません。「絶対に稼げる」「ノーリスク」といった断定・誇大表現は、景品表示法の優良誤認・有利誤認にあたるおそれがあり、2023年10月1日からはステルスマーケティング規制も施行されています。新PASONA自体、旧版の「Agitation(あぶりたて)」を「Affinity(親近感)」に置き換えて生まれた型です。現代のセールスライティングは、煽りではなく共感と事実で組み立てるのが主流です。
なぜセールスライティングに「型」が必要なの?
「記事は書けるのに、最後の登録ボタンまで読者が進んでくれない」。Kingfinアフィリを始めた人がぶつかる壁の多くは、文章力ではなく順番の問題です。商品の説明から入るのか、読者の悩みから入るのか。同じ材料でも、並べる順番ひとつで読者の反応はまるで変わります。
セールスライティングの「型」とは、この順番をあらかじめ設計図にしたものです。型は天才コピーライターの専売特許ではなく、むしろ逆。「読者の心が動く順番」を誰でもなぞれるように地図にしたものなので、文章に自信がない初心者ほど効果があります。ゼロから名文をひねり出す必要はなく、各ステップの空欄に自分の言葉を埋めていけば、訴求文の骨格が完成します。
もうひとつ、型には見落とされがちな効用があります。それは暴走を防ぐブレーキになること。アフィリエイトの訴求文は、熱がこもるほど「絶対」「必ず」といった危険な言葉に近づいていきます。型に沿って書くと「ここは問題提起のパート」「ここは提案のパート」と役割が決まっているため、感情まかせの誇大表現が入り込む余地が減るのです。タイトルの付け方はトレーダーが反応する記事タイトルの作り方10選で扱ったので、本記事は本文の訴求パートに集中します。
新PASONAの法則とは?6つのステップで何をする?
日本のセールスライティングで最も有名な型が「PASONAの法則」です。経営コンサルタントの神田昌典氏が1999年に提唱し、その後2016年の著書『稼ぐ言葉の法則――「新・PASONAの法則」と売れる公式41』(ダイヤモンド社)で、改訂版の「新・PASONAの法則」として発表されました(出典:同書および神田昌典公式サイト)。
- P=Problem(問題):読者が抱えている問題・悩みを言語化する
- A=Affinity(親近感):同じ痛みを知る者として共感を示し、距離を縮める
- S=Solution(解決策):問題が解決できること、その方法を示す
- O=Offer(提案):具体的な提案(商品・サービス・条件)を提示する
- N=Narrowing down(絞込):「誰に向けた提案か」を絞り、自分ごと化してもらう
- A=Action(行動):今やるべき行動をひとつだけ、明確に示す
注目してほしいのは、旧版からの変更点です。旧PASONAの2番目はAgitation(あぶりたて)、つまり問題をえぐって不安を増幅させるステップでした。新版ではこれがAffinity(親近感)に置き換わっています。「煽って買わせる」から「共感して寄り添う」へ。提唱者自身が型をアップデートしたという事実は、煽りに頼るコピーがもう主流ではないことの何よりの証拠です。
これはKingfinアフィリエイターにとって朗報です。後述するとおり、金融系の発信で煽り表現を使うと景品表示法に抵触するおそれがあります。新PASONAは構造そのものが「煽らずに売る」設計になっているので、コンプライアンスと成約力を両立させたい私たちにとって、最初に覚える型として最適なのです。
新PASONAでKingfinの訴求文を作るとどうなる?
理屈はここまでにして、実際に組み立ててみましょう。以下は「副業を探している会社員」に向けて、ブログ記事の終盤でKingfinを紹介する場面を想定したモデル文(文章例)です。6ステップがどう機能しているか、ラベルと突き合わせながら読んでみてください。
ポイントは3つあります。第一に、O(提案)に出てくる数字がすべて事実であること。「登録無料」「日次払い」「最低$10」はKingfinの公開情報で確認できる確定ファクトであり、収益額の約束は一切していません。第二に、N(絞込)で「向かない人」を正直に書いていること。デメリットの開示は成約を遠ざけるどころか、「この書き手は正直だ」という信頼を作ります。第三に、A(行動)がひとつしかないこと。「登録して、フォローして、コメントも」と欲張ると、読者は何もしません。
なお、A(親近感)に体験を書く場合は実体験に限ります。架空の体験談をでっち上げるのは論外で、シミュレーションを書くなら「モデルケース」と明示するのがルールです。
その一文、景表法的に大丈夫?煽りコピーの「悪い例」と直し方
型を覚えたら、次は「使ってはいけない言葉」を覚える番です。アフィリエイトの広告表現は景品表示法(景表法)の規制対象になり得ます。実際よりも著しく優れていると誤認させる「優良誤認」、取引条件が著しく有利だと誤認させる「有利誤認」は、書き手の意図に関係なくNGです。さらに2023年10月1日からは、広告であることを隠すステルスマーケティングも景表法違反になりました(出典:消費者庁「令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。」)。
- 「絶対に稼げる副業を見つけました」→ 成果の断定。優良誤認のおそれ
- 「ノーリスクで月収30万円」→ リスクの否定+金額の約束。二重にアウト
- 「今日だけ限定の特別案件」→ 事実でない限定性は有利誤認のおそれ
- 「やらない人は一生損し続けます」→ 旧PASONAのAgitation的な不安の煽り。信頼を削る
では、どう直すか。コツは「断定をやめる」のではなく「事実に置き換える」ことです。「絶対に稼げる」は約束できませんが、「登録は無料で、在庫も仕入れもいらない」は事実として言い切れます。「ノーリスクで月収30万円」は書けませんが、「金銭的な初期リスクを抑えて始められる。ただし成果には個人差があり、収益は保証されない」は正確な記述です。事実は断定してよい。むしろ堂々と断定すべきです。約束できない未来だけを、約束しないこと。
「煽りを抜いたら弱いコピーになるのでは」と心配になるかもしれません。実際は逆で、誇大な言葉は読者の警戒心を引き上げます。「絶対稼げる」と書かれた瞬間にページを閉じた経験は、あなたにもあるはずです。煽りコピーが釣れるのは「楽して稼ぎたい人」だけで、その読者層は登録後に定着せず、RevShare型の報酬では長期的にほぼ収益になりません。正直な訴求文は、法令対策である以上に収益戦略なのです。
訴求文の「O(提案)」を、自分の目で確かめる
提案パートに書ける確定ファクト——報酬体系・日次払い・最低$10——は、すべてKingfinのダッシュボードで確認できます。まず無料登録して、訴求文の材料を集めるところから始めましょう。
無料で登録する新PASONA以外の型はいつ使う?AIDMA・PREPとの使い分け
セールスライティングの型は新PASONAだけではありません。代表的な2つを押さえておくと、書く場面ごとに最適な道具を選べるようになります。
ひとつめはAIDMA(アイドマ)。米国の広告専門家サミュエル・ローランド・ホールが1924年の著書『Retail Advertising and Selling』で発表した購買行動モデルで、消費者はAttention(注意)→Interest(関心)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(行動)の順に動くと整理しました(出典:同書)。これは1本の文章の型というより、発信全体の設計図として使うのが向いています。たとえばXで認知を取り(Attention〜Interest)、ブログ記事で欲求と記憶を作り(Desire〜Memory)、記事末の訴求文で行動を促す(Action)、という役割分担です。
ふたつめはPREP法。Point(結論)→Reason(理由)→Example(具体例)→Point(結論の再提示)の順で書く構成法で、特定の提唱者に帰属しない一般的なビジネス文章術として広く使われています。こちらは売り込みではなく、記事本文の各セクションを分かりやすく書くための型です。検索読者は結論を先に知りたがるため、SEO記事との相性が抜群です。
整理すると——発信全体の動線はAIDMAで設計し、記事の各セクションはPREPで書き、最後の訴求パートだけ新PASONAに切り替える。この三段構えが、Kingfinアフィリのブログ運営における基本形です。全部を一度に使おうとせず、まずは訴求パートの新PASONAから練習しましょう。
煽らずに成約へ近づく「事実ベース」の書き方とは?
最後に、新PASONAのO(提案)パートを支える「事実の集め方」です。訴求文の説得力は、形容詞ではなく検証可能な事実の密度で決まります。Kingfinの場合、訴求に使える確定ファクトは次のとおりです。
- KingfinはOlympTradeの公式アフィリエイトプログラム。運営はLIVINGTONE OVERSEAS INC.で、日本語ダッシュボードとサポートがある
- RevShareは段階制で、各種ボーナスを合算すると最大80%。支払いは日次で、最低$10から受け取れる
- CPA(成果1件ごとの固定報酬)は上限$250
- OlympTradeは金融紛争解決機関FinaCom(Financial Commission)に2016年から加盟。トラブル時には最大2万ユーロの補償スキームがある
書き方のルールはシンプルです。①数字は出典を確認できるものだけ使う。②収益の数字に触れるときは「個人差がある」「保証ではない」を必ず添える。③不安要素(即金性がない、成果まで時間がかかる)も隠さず書く。この3つを守った訴求文は、短期的には地味に見えても、読者の信頼という複利で効いてきます。煽りで取った1件より、信頼で取った1件のほうが、RevShareでは長く収益を生むからです。
なお、どれだけ良い訴求文でも、置き場所が悪ければ読まれません。記事内のどこに訴求ブロックを配置すべきかはリンク設置と導線設計入門で詳しく解説しているので、本記事とセットで読むことをおすすめします。
今日から何を練習すればいい?最初の3ステップ
型は読んだだけでは身につきません。今日からできる練習メニューを3つに絞りました。
この練習の前提として、紹介する仕組みそのものを正確に理解しておくことが欠かせません。報酬体系や始め方の全体像がまだあいまいな人は、先にFXアフィリエイトの始め方 完全ガイドで土台を固めてから戻ってくると、O(提案)パートに書ける材料が一気に増えます。
セールスライティングは、センスの勝負ではなく反復の技術です。新PASONAという地図を手に、事実だけを武器にして、まずは1本。あなたの訴求文が「煽らないのに読まれる」文章に変わる手応えを、ぜひ自分で確かめてください。
よくある質問(FAQ)
【免責事項】本記事はKingfin日本語版編集部による情報提供・教育目的のコンテンツです。記載の手法・戦略は参考情報であり、特定の収益を保証するものではありません。成果には個人差があります。投資には損失が生じるリスクがあります。アフィリエイト活動を行う際は、関連法令および各サービスの利用規約を遵守してください。