この記事でわかること
  • CPAとRevShare、2つの報酬モデルの仕組みの違いと、自分の媒体にはどちらが向いているかの考え方
  • 紹介する立場になったときに必ず押さえておきたい、景品表示法・ステマ規制の実務ポイント
  • 海外業者ならではの確認事項(日本語対応の範囲・出金の実務・本人確認)と、仕様は変わるという前提で情報を扱う姿勢

この記事の要点:よくある質問

Q: CPAとRevShare、どちらを選べばいい?
A: 媒体の性質によります。単発の流入が多い媒体は精算が早いCPA、フォロワーや読者との関係が長く続く媒体は継続報酬のRevShareが合いやすい傾向があります。両方選べる仕組みもあり、必ずどちらかに決め打ちする必要はありません。成果は保証されません。
Q: ステマ規制はアフィリエイター自身にも関係ある?
A: 実務上は関係すると考えたほうが安全です。規制の名宛人は事業者(広告主)ですが、委託して作らせた表示は「事業者の表示」として扱われるため、報酬を受け取って書く記事・投稿も対象になり得ます。PRである旨の表記が実務の基本です。
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海外FXやバイナリーオプションを扱う比較サイト、投資系ブログ、SNSアカウント。こうした媒体を運営している方から、「海外業者のアフィリエイトはどう始めるものなのか」と聞かれる機会が増えている。

聞いてくるのは、すでに国内の商材やASP経由のアフィリエイトをやっている運営者が多い。つまりアフィリエイトの仕組み自体は分かっている。分からないのは、「海外業者」と「バイナリーオプション・FX」という商材ならではの部分だ。

この記事では、実際に紹介する側になる前に確認しておきたいことを、報酬モデルの仕組みと、表示に関わる規制の実務の両面から整理する。

報酬モデルの基本:CPAとRevShareは何が違うのか

海外FX・バイナリーオプション系のアフィリエイトで使われる報酬モデルは、大きく分けて2種類ある。

報酬モデル仕組み向いている媒体
CPA(成果報酬・単発)紹介した相手が登録・条件達成した時点で、1件ごとに固定額が支払われる。精算が早い比較サイトのクリック導線、SNSの単発投稿など、単発の流入が多い媒体
RevShare(レベニューシェア・継続)紹介した相手が取引を続けるあいだ、その活動に応じて報酬が積み上がり続けるメルマガ・SNSフォロワーとの関係が長く続く媒体

Kingfin公式アフィリエイトプログラムの場合、CPAは1件成約につき上限$250の固定報酬(成果条件により変動)。RevShareは各種条件・ボーナス合算で最大80%、日次精算・最低支払額$10からという設計になっている。仲介が間に入らない直契約なので、条件が見えやすく、日本語のダッシュボードで数字を自分で確認できるのも特徴だ。

どちらか一方を選ぶ必要はない

CPAとRevShareは択一ではない。最初の数件はCPAの精算の早さに助けられ、読者との関係が積み上がってきたらRevShareの比重を上げる、という運用もできる。自分の発信スタイルと読者との関係の続き方に合わせて選べばいい。

報酬モデルの次に、実務として避けて通れないのが表示に関する規制だ。すでに国内商材のアフィリエイトをやっている運営者にとってはおなじみの話かもしれないが、あらためて整理しておく。

断定的な収益表現は使えない

「必ず儲かる」「勝率◯%」といった断定的な収益表現は、景品表示法上の不当表示にあたる可能性がある。実績を書く場合も、あくまで個人の体験・モデルケースであることを明示し、成果には個人差があり収益の金額は保証されない旨を添えるのが基本になる。

ステマ規制(2023年10月1日施行)

ステマ規制は、広告であるにもかかわらず広告だと分からない表示を、景品表示法上の不当表示として禁止するルールで、2023年10月1日に施行された(消費者庁)。規制の名宛人は商品・サービスを供給する事業者(広告主)だが、広告主がアフィリエイターに委託して作らせた表示は「事業者の表示」として扱われるため、報酬を受け取って書くアフィリエイト記事やSNS投稿も、実務上は規制の対象になり得る。

PRやタイアップであることが読者に分かる表記をしておくのが、現在の実務としては基本になっている。ステマ規制・景品表示法の詳しいチェックリストは、以前のインサイト「アフィリエイトのステマ規制・景表法ガイド」にまとめてあるので、あわせて参照してほしい。

もう一つ、投資商品を扱う以上避けられないのが、リスクの取り扱いだ。取引には投資元本を失うリスクが伴うことを、紹介記事の中で明示しておく必要がある。「リスクなし」と断言する表現は使えない。

この記事は法律相談ではありません

ここまでの内容は一般的な傾向の整理であって、個別の表現や案件が規制に該当するかどうかの法的判断ではない。具体的な表現に迷う場合は、自分の理解だけで進めず、必要に応じて専門家に確認する前提で読んでほしい。

海外業者ならではの確認ポイント

国内商材のアフィリエイトと違い、海外業者を紹介するときには、もう一段確認しておきたいことがある。ここではOlympTradeを例に、確認の型を示す。

日本語対応の範囲。プラットフォーム・カスタマーサポート・教育コンテンツのどこまでが日本語対応なのか。すべてが対応しているとは限らないので、実際に触って確認する
出金の実務。入金と同じ方法で出金するのが原則(マネーロンダリング防止のための規制)。OlympTradeの場合、仮想通貨は最短即日〜1営業日、電子決済(Skrill/Neteller)は1〜2営業日、カードは3〜5営業日、銀行送金は3〜7営業日が目安
本人確認(KYC)。パスポートまたは身分証明書+住所確認書類が必要で、審査は通常1〜3営業日
最低入出金額。OlympTradeの場合、最低入金・出金額はいずれも$10。読者が最初に構える金額の目安として紹介記事に書きやすい数字
仕様は変わる。数か月前の情報のまま書かない

海外業者の仕様は変わることがある。実際にOlympTradeは2026年7月24日に登録画面を日本語化したばかりで、それ以前は登録導線の一部が英語のままだった。この記事で挙げた数字も含め、掲載直前に公式サイトで最新の状況を確認する習慣をつけてほしい。

Kingfinとして用意しているもの

KingfinはOlympTradeの公式アフィリエイトプログラムの日本語窓口として、紹介記事づくりを直接サポートしている。

素材(バナー)。/toolkitに掲載用バナー素材をまとめている。専用のトラッキングリンクに差し替えて使う形式
お知らせ・提携パートナー紹介。/partnersで、すでに連携しているメディア・パートナーを紹介している。どんな媒体がどう紹介しているかの参考になる
個別の相談。提携の形やトラッキングリンクの発行について、/contactから直接相談できる

提携を検討している方へ

まずは無料でアフィリエイト登録し、ダッシュボードで自分の媒体に合う報酬モデル(CPA・RevShare)を確認するところから始められます。費用は一切かかりません。成果・収益の金額は保証されません。

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まとめ:始める前のチェックリスト

1 自分の媒体は単発流入型か、継続読者型か。CPA・RevShareどちらが合うか考えた
2 断定的な収益表現(「必ず儲かる」等)を使っていないか確認した
3 PR・タイアップである旨を、読者に分かる形で表記する準備をした
4 取引には元本を失うリスクが伴う旨を記事に明示する準備をした
5 日本語対応の範囲・出金の実務・本人確認の流れを、自分の目で確認した
6 掲載直前に、数字・仕様を公式サイトで再確認する予定を立てた

すでに何かしらのアフィリエイトをやっている運営者にとって、ここに書いたことの多くは目新しくないかもしれない。ただ、海外業者・投資商品という組み合わせだからこそ、確認を一つ飛ばすと影響が大きくなりやすい。始める前に、このチェックリストを一度通してみてほしい。

よくある質問(FAQ)

CPAとRevShare、媒体を運営する立場としてはどちらを選べばいいですか?
媒体の性質によります。比較サイトの導線やSNSの単発投稿など、流入が単発になりやすい媒体は、成果1件ごとに固定報酬が発生するCPAのほうが精算までが早く、成果を実感しやすい傾向があります。一方、メルマガやSNSフォロワーとの関係が長く続く媒体は、紹介した相手が取引を続けるあいだ報酬が積み上がるRevShareのほうが、長期的には合いやすい傾向があります。Kingfin公式アフィリエイトプログラムはCPA・RevShareのどちらか、または両方を選べる仕組みなので、必ずどちらかに決め打ちする必要はありません。成果は保証されず、収益の金額には個人差があります。
ステマ規制は、事業者ではなくアフィリエイター側の自分にも関係ありますか?
実務上は関係すると考えたほうが安全です。2023年10月1日に施行されたステマ規制は、景品表示法上、広告であるにもかかわらず広告だと分からない表示を不当表示として禁止するルールで、規制の名宛人は商品・サービスを供給する事業者(広告主)です。ただし、広告主がアフィリエイターに委託して作らせた表示は「事業者の表示」として扱われるため、報酬を受け取って書くアフィリエイト記事やSNS投稿も、実務上は規制の対象になり得ます。PRやタイアップであることが読者に分かる表記をしておくのが、現在の実務としては基本になっています。
海外業者のアフィリエイトを紹介すること自体は問題ないのですか?
国内規制と海外業者の扱いの違いは整理が必要な論点なので、この記事だけで断定はしません。バイナリーオプションを含む海外業者と日本の金融規制の関係については、以前のインサイト記事「バイナリーオプションは違法?危険?」で中立的に整理しているので、そちらを参照してください。この記事では、紹介する立場になったときに実務として確認しておきたいポイント(報酬モデル・表示規制・業者側の仕様)に絞って書いています。
OlympTradeの仕様(日本語対応や入出金の条件)は、この記事の内容のまま紹介記事に使ってもいいですか?
掲載直前に公式サイトで最新の情報を確認することをおすすめします。海外業者の仕様は変わることがあり、実際にOlympTradeは2026年7月24日に登録画面を日本語化したばかりです。それ以前は登録導線の一部が英語のままでした。数か月前に確認した内容をそのまま使うと、実際の画面とズレる可能性があります。この記事で挙げている数字(最低入金額・出金の目安日数など)も、紹介記事に使う前に一次情報で再確認してください。
Hiro Hiraki
執筆者
Hiro Hiraki
Kingfin JP 編集長。金融・FinTech分野の翻訳に15年以上携わるFXアフィリエイトの専門家。日英バイリンガル。