- 「クリック数」だけ見ても報酬が伸びない理由と、クリック→登録のファネルの分解のしかた
- SubIDとGA4の役割分担と、どのイベントを計測すれば離脱箇所を特定できるか
- 歩留まりの悪い場所を直し、計測データをKingfinのRevShare収益につなげる実践手順
この記事の要点:よくある質問
- Q: クリック数が増えているのに報酬が伸びないのはなぜ?
- A: 報酬は「クリック数 × クリック→登録の歩留まり(CVR)× 登録後の取引」で決まるからです。クリックだけ見ていると、その後どこで読者が離脱しているかが分かりません。SubIDで「どの記事・どの導線のクリックか」を区別し、GA4で外部リンクのクリックをイベント計測すれば、伸び悩みの原因が記事側にあるのか、登録ページの手前にあるのかを切り分けられます。なお具体的な数値は発信内容や読者層で変わり、特定のCVRや報酬額を保証するものではありません。
- Q: SubIDとGA4はどう使い分ければいい?
- A: 役割が違うので両方使うのが基本です。SubIDはKingfinのダッシュボード側で「どのリンクからの登録・成果か」を識別するためのラベルで、成果に最も近い数字を区別できます。GA4は自サイト側で「どのページのどのボタンがクリックされたか」を計測する仕組みで、クリックに至るまでの読者の動きが分かります。SubIDで成果の出どころを、GA4でクリックまでの導線を見る、と分担すると、クリックから登録までのどこで詰まっているかを特定しやすくなります。
なぜ「クリック数」だけ見ても収益は伸びないのか?
記事を書き、紹介リンクを置き、アクセス解析を眺める。多くの人がここで止まります。「今月はクリックが◯回増えた」——たしかに気持ちはいいのですが、クリックは収益そのものではありません。Kingfinの報酬は、紹介リンクをクリックした人が登録し、さらにOlympTradeで取引して初めて発生します。つまりクリックは入口に立った人の数であって、ゴールまで歩いた人の数ではない、ということです。
収益をざっくり式で書くとこうなります。報酬 ≒ クリック数 × クリック→登録の歩留まり(CVR)× 登録後の取引。クリックだけ見ているのは、この掛け算の最初の1項だけを追っている状態です。クリックが2倍になっても、途中の歩留まりが半分に落ちていれば、登録は増えません。逆に、クリック数が同じでも歩留まりを1.5倍にできれば、作業を増やさずに成果が1.5倍に近づく可能性があります(※あくまで式の上の話で、実際の数値は読者層や発信内容で変わり、特定のCVRや金額を保証するものではありません)。
- クリックの質がバラバラ:記事Aと記事Bで読者の本気度が違うのに、合算したクリック総数しか見ていない
- 離脱箇所が不明:記事→登録ページ→登録完了のどこで人が消えているか分からない
- 改善の効果が測れない:ボタン文言を変えても、何が良くなったのかが数字で確認できない
中上級者と初心者の差は、ここで「何を見ているか」に出ます。初心者はクリック総数という1つの数字を見て一喜一憂し、中上級者は「どのクリックが、どこまで進んだか」を分解して見ます。分解できれば、どこを直せば効くのかが見えてくる。この記事は、その分解と改善を、SubIDとGA4という2つの道具で実際にやる手順をまとめたものです。難しい設定の話に入る前に、まずは「何を測るのか」の地図を持つところから始めましょう。
クリック→登録のファネルはどの段階に分解できる?
歩留まりを上げるには、まず「どこで人が減るのか」を段階に分けて捉える必要があります。Kingfin紹介リンクの場合、読者がたどる道のりは大きく次の4段階に分解できます。これがあなたの計測の地図になります。
- ① 記事の表示:記事やSNS投稿が読者の目に触れた数(インプレッション・PV)
- ② リンクのクリック:本文やCTAボタンの紹介リンクが押された数(GA4で計測する範囲)
- ③ 登録ページ到達と登録完了:リンク先で実際に登録が完了した数(Kingfin側でSubIDから把握)
- ④ 登録後の取引:登録した人がOlympTradeで取引し、RevShareが発生する段階
大事なのは、段階ごとに「測れる場所」と「測れる道具」が違うことです。①と②は自分のサイト・SNS側の話なので、GA4やSNSの分析で見えます。③と④はクリックした後、Kingfinのドメインに移った後の話なので、自分のGA4では追えません。ここはKingfinのダッシュボードとSubIDが担当します。つまり「自サイト側=GA4」「成果側=SubID+ダッシュボード」という二重の計測を、SubIDという共通の目印でつなぐイメージです。
段階に分けると、悩みの所在がはっきりします。「②までは多いのに③が少ない」なら、クリックした人が登録ページの手前で離脱している——記事と登録ページのあいだに問題があるサインです。「①は多いのに②が少ない」なら、そもそもリンクが押されていない——記事の中身やボタンの置き方の問題です。逆に「②も③も通っているのに④が伸びない」なら、登録した人の層やOlympTradeへの導線を見直す番、ということになります。同じ「報酬が伸びない」でも、どの段で詰まっているかで打ち手はまったく変わります。だから先に分解するのです。
SubIDは何を区別するために設計する?
SubID(サブID)は、紹介リンクに付ける「どこから来たクリック・成果か」を区別するためのラベルです。たとえばリンクの末尾に subid のような目印を足すと、Kingfinのダッシュボードで「このSubIDからの登録は何件」という形で、出どころ別に成果を見られるようになります。設計の良し悪しが、後で見える情報の解像度を決めます。
初心者がやりがちなのは、全部のリンクに同じSubIDを付けてしまうこと。これだと「合計の成果」は分かっても、「どの記事・どの導線が効いたか」は永遠に分かりません。中上級者は、後で比べたい軸であらかじめ区切ってSubIDを設計します。区別したい軸の例を挙げます。
命名はシンプルで一貫性のあるものにするのがコツです。たとえば「記事の略号-設置位置」のように、自分が後から読んで意味が分かる規則を1つ決めて、ずっとそれで通す。途中でルールを変えると過去データと比べられなくなるので、最初に決めて固定するのが大切です。SubIDの具体的な命名テンプレートや管理の型は、関連記事のSubID分析の実践テンプレートでさらに詳しく扱っています。
- 細かく分けすぎる:1リンクごとにユニークにすると種類が爆発し、集計できなくなる。「後で比べたい単位」で止める
- 途中で命名を変える:規則を変えると前後のデータが断絶する。最初に決めて固定する
- 付け忘れ・付け間違い:SubID無しのリンクは「出どころ不明」に落ちる。リンク発行を手作業に頼らず、定型化しておく
GA4ではどのイベントを計測すればいい?
SubIDが「成果の出どころ」を区別する道具なら、GA4は「クリックに至るまでの自サイト側の動き」を見る道具です。Kingfinの紹介リンクは外部(kingfin.com)に飛ぶリンクなので、ここでのキモは外部リンクのクリックをイベントとして記録すること。これができて初めて、ファネルの②「リンクのクリック」が数字になります。
GA4には「拡張計測機能(Enhanced measurement)」があり、離脱クリック(outbound click)を自動で拾ってくれる設定があります。まずはこれをオンにするのが最初の一歩。そのうえで、自分の意思で押されたことが分かるよう、主要なCTAボタンには手動のイベントを仕込んでおくと精度が上がります。実は、このサイトの紹介リンクにも click_signup_button というイベントが button_location 付きで仕込まれており、「どの場所のボタンが押されたか」を記録するようになっています。同じ発想を自分のサイトにも持ち込みましょう。
- 外部リンクのクリック:拡張計測機能の「離脱クリック」をオン。kingfin.com へのクリックを自動取得
- CTAボタンのクリック:記事内の主要ボタンに手動イベント。
button_locationで設置位置を区別する - スクロール到達・滞在:記事を最後まで読んだ人がクリックしているか。読まれずに離脱していないかの判断材料
- キーイベント(コンバージョン)設定:紹介リンクのクリックを「キーイベント」に指定し、レポートで追える状態にする
ここで注意したいのは、GA4で見えるのはあくまで「クリックまで」だということ。クリックした人がkingfin.comに移った後、登録したかどうかは自分のGA4では分かりません(ドメインが違うため)。だからこそ、③以降はSubIDとダッシュボードで見る——という役割分担が必要になります。GA4の設定そのものを基礎から固めたい人は、関連記事のGA4でFXアフィリサイトを分析する手順も合わせて読むと、土台が整います。
そしてもう一つ。GA4のイベントだけを増やしても、見方が決まっていなければ宝の持ち腐れです。「外部クリック数」「ボタン別クリック数」「記事別クリック数」の3つを定点観測する、と決めてしまうと運用が回り始めます。指標を絞る考え方はアフィリ改善に効く3つの指標が参考になります。
まずは計測できる紹介リンクを手に入れる
無料登録すると、自分専用の紹介リンクとダッシュボードが使えます。SubIDで成果の出どころを区別し、計測の第一歩を踏み出せます。費用は一切かかりません。
無料で登録する歩留まりが悪い箇所はどう特定して直す?
計測が整ったら、いよいよ「どこで詰まっているか」を読み解きます。やり方はシンプルで、ファネルの隣り合う段の比率を出して、極端に落ちている段を探すだけです。以下はあくまで考え方を示すためのモデルケース(仮の数値・シミュレーション)で、実際の数値ではありません。
- 記事PV 1,000 → 外部クリック 30(例):クリック率が低いなら、リンクが見つけにくい・押す理由が弱い。設置位置と文言を見直す番
- 外部クリック 30 → 登録 1(例):クリックは多いのに登録が少ないなら、記事と登録ページの間に温度差。事前期待のズレを疑う
- 記事Aは登録まで通るが記事Bは通らない(例):SubIDで記事別に比べ、通っている記事の型を通らない記事に移植する
「②→③が極端に低い」、つまりクリックはされるのに登録まで進まないケースは、特に多い詰まりどころです。よくある原因は、記事が煽って期待値を上げすぎ、登録ページの実物とのギャップで離脱していること。クリックの瞬間に「思っていたのと違う」と感じさせると、その先には進みません。ここは小手先のボタン色より、記事で約束していることと、その先で見えるものを揃えるのが効きます。事実ベースで「登録は無料」「日本語のダッシュボードがある」と正直に伝えておくと、クリック後のギャップが減ります(誇大表現はそもそも景表法・ステマ規制の観点でも避けるべきです)。
「①→②が低い」、つまりそもそもクリックされていないケースは、リンクの置き方の問題です。記事末にだけリンクがある、本文に埋もれている、押す理由(ベネフィット)が一言も書かれていない——どれもクリック率を下げます。改善は1回に1要素だけ変えて、SubIDとGA4で前後を比べるのが鉄則。一度に複数いじると、何が効いたのか分からなくなります。リンクの設置位置そのものの設計はKingfin紹介リンクの設置場所ガイドが詳しいので、合わせて使ってください。
計測データをRevShare収益にどうつなげる?
計測の目的は、レポートをきれいに作ることではありません。最終的にKingfinの報酬を増やすことです。ここで、Kingfinの報酬構造を思い出しておきましょう。主力はRevShare(レベニューシェア)で、紹介した人がOlympTradeで取引を続けるほど、継続的に積み上がる仕組み。還元率は段階制で、実績に応じて上がり、各種ボーナスを合算すると最大80%まで。支払いは日次で、最低$10から受け取れます(成果に応じて変動し、金額が保証されるものではありません)。
この構造を踏まえると、計測で目指す方向がはっきりします。RevShareは「登録した人が、その後どれだけ取引を続けるか」で大きく変わる。だから単に登録数を増やすだけでなく、続けて取引してくれそうな読者を、質の高い記事から送り込むことが効いてきます。SubIDで記事別の成果を見ると、「登録は多いが取引が続かない記事」と「登録は少なくても取引が長く続く記事」が見えてくることがあります。後者こそ、RevShareと相性のいい資産記事です。
- 「登録数」だけでなく「その後」を見る:RevShareは継続取引で積み上がる。SubIDで質の高い出どころを特定する
- 勝ち記事に資源を寄せる:登録まで通っている記事の型を、他の記事や新規記事に展開する
- 還元率の段階を意識する:実績が積み上がると還元率が上がる設計。続けて成果を出すこと自体が単価改善になる
言い換えると、計測は「次にどの記事を書くか」を決めるための材料です。クリックも登録も取引も追えるようになると、勘ではなくデータで「この型は効く/効かない」を判断できる。効く型に時間を寄せれば、同じ作業量でも成果が積み上がりやすくなります。これがクリックを眺めているだけの人と、計測を回している人の差です。RevShareの仕組み自体をもっと深く知りたい人は、関連記事もあわせてどうぞ。なお、計測でいくら最適化しても成果には個人差があり、特定の収益を保証するものではありません。仕組みを理解して、確率を上げる——それが計測の現実的な役割です。
最初の2週間で組むべき計測の最小構成は?
「やることが多そう」と感じたかもしれません。でも、全部を一度にやる必要はありません。最初の2週間で“測れる状態”を作ることだけに絞れば十分です。完璧な分析基盤より、まず回る最小構成を。
button_location 付きイベントを設定このサイズなら、本業のすき間時間でも組めます。大事なのは、最初から完璧を目指さないこと。指標を絞り、SubIDの軸を絞り、変える要素を1つに絞る。絞るほど、何が効いたかがクリアに見えます。最初の2週間で「測れる状態」さえ作れば、3週目以降は同じループ(観測→仮説→1要素変更→比較)を回すだけ。続けるほど、データはあなた専用の改善の地図になっていきます。
逆に、最初から完璧な分析環境を作ろうとして手が止まるのが一番もったいない。紹介リンクを取得し、クリックが1件でも記録された瞬間から、あなたの計測は始まっています。まずはその第一歩——測れる紹介リンクを手に入れるところから始めましょう。
よくある質問(FAQ)
【免責事項】本記事はKingfin日本語版編集部による情報提供・教育目的のコンテンツです。記載の手法・戦略は参考情報であり、特定の収益を保証するものではありません。記事内の数値はモデルケース(仮の数値・シミュレーション)であり、成果には個人差があります。投資には損失が生じるリスクがあります。アフィリエイト活動を行う際は、関連法令および各サービスの利用規約を遵守してください。